今回は投資の種類の解説シリーズ第3弾です 外貨預金とFXについてお話ししたいと思います FXと言えば僕のイメージでは やばい投資のトップグループでした よくFXで破産したなんていう話を皆さんも耳にしたことはあると思います まあ破産=怖いと自然となっちゃいますよね
後でお話ししますが僕自身がFXをもう3年近くやってます でもおすすめはしません 個人的にもおいおいやめたいと思ってるので。理由は後で後述します
今回3年間なんとか生き残れてこれた経験から 僕なりのFXの怖さや 面白さをお伝えできればいいと思います ついでに外貨預金の説明もしていきます 笑
もくじ
1.外貨預金って何?
2.外貨預金のメリットは分かったけどさ
3.FXって何?
4.FXの怖さって何?
5.じゃあどうすりゃいいのさ
6.実体験
7.FXの面白さって何?
8.今回の最後に
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1.外貨預金ってなに?
日本円を皆さんが持っています これを外貨、、例えばアメリカドルに両替しますそれをアメリカの銀行に預けるということです。このとき何が起こるかというと まず為替差異が発生します
例えばたった今円→ドルに両替した場合相場が1ドル=100円だったとします なので1万円をドルにしたら100ドルになるわけです そして100ドルを銀行に預けます 一か月後100ドルを引き出してドル→円に戻した場合 その時の相場が1ドル=110円だったら 100ドル×110円で11000円になって返ってくるということです
これが為替差異です そしてあともう一つ銀行に預けるので預金金利が発生します 2021年6月現在日本での普通預金の利率は0.002%ですが アメリカの銀行に外貨預金すれば大体0.1%くらいはあります 外貨定期預金にすれば0.15%くらいあります いずれも日本と比べると50倍以上高いです 大きくはこの2つのメリットを使い利益を得るのが外貨預金になります
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2.外貨預金のメリットは分かったけどデメリットって何さ
為替差益でマイナスになることもあります さっきとは逆で預けたとき1ドル100円で 引き出すとき1ドル90円だったら10000円が9000円になってしまいます あと為替手数料がかかります これは海外旅行行っても一緒なのですが外貨に両替するときに手数料を支払わなくてはいけません 手数料は1外貨に対して大体5銭から20銭くらいです あと銀行が破綻したらおしまいです 下手すれば1円も帰ってきません 日本の銀行だと銀行が破綻したら預金者のお金は1000万まで保護されるようになっているのですが これが国外の銀行だとそうはいきません なので破綻しなさそうな銀行をよく吟味する必要があります
とはいえ昔からある大銀行ならそうそう破綻はしないはずです 投資するのはちょっと勉強不足で怖いけど利息は欲しいという人にはあってるかもしれません なんせただの預金ですから
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3.FXって何?
FXとは訳すと外国為替証拠金取引です 外国のお金との為替差異の利益を証拠金という制度でレバレッジ(てこの原理)をかけて取引しましょうという意味です 先ほどの外貨預金で為替差異のお話をしましたが ここで分からないのが証拠金だと思います 簡単に言うと例えば100万円をFX会社に入金したとします。その100万円(証拠金)を担保にFX会社がお金を貸してくれます そのお金でレバレッジをかけられます 国内のFX会社だと最大で25倍のレバレッジをかけられます これは100万円を担保に25倍 つまり2400万貸してくれて2500万円で取引ができるということです
1ドル100円の時に2500万円分ドルを買えば25万ドルになります
1ドル110になったら25万ドルを売れば2750万円になります これで250万儲かったということになります ここだけ聞くとすごいですね レバレッジは日本語で「てこの原理」です FX会社にお金を借りて原資金を増やしてこの原理で莫大な取引をして利益だけ大きく取りたい これがFXの描いている絵図でありFXが国内で人気な秘密だと思います
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4.FXの怖さって何?
FXでぼろ儲けの構図は分かりました
しかし世の中こんなうまくいきません 2500万にして1ドル100円の時に25万ドルを買ったとして 1ドル90円になってしまったら2250万円に減ってしまいます しかし2500万のうち2400万はFX会社に借りてたわけですから返さなくてはいけませんが 自分は100万しかなかったので150万足りません こうやってFXで破綻してしまうことになります 実際「追証」と言って足が出てしまった不足分は借金になってしまいます コツコツ払っていくしかありません。 これがいわゆるFXの怖いところになります
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5.じゃあどうすりゃいいのさ
ここが大事なのですが まずは破綻しないことです 一番簡単なのは「レバレッジをかけないこと」です 万が一大損しても自分の100万だけで済みます
なんせお金借りてませんから ただ100万円で例えば1ドル100円の時に1万ドル買います そして1ドル110円の時に1万ドル売れば110万円になりました 10万円の儲けです しかし為替なんて100円から110円になったら大騒ぎです ちなみに今年初め(2021年)1ドル102円でした そこから3か月かけて1ドル111円まで上がりました これでもまだ9円しか上がってません でレバレッジなしだったらこれで9万の儲けです
エー微妙、、、 ですよね?すごくわかります ニュース見てみればわかるんですが「今日の為替相場は昨日より50銭安の1ドル109円60銭でした」なんてフレーズを聞いたことがあると思います これは昨日のスタートから上がったり下がったりして結果50銭安くなって終わりました という意味です。50銭ですよ 100万円入れてたとしたら5千円分安くなったという意味になります ぶっちゃけ「どこがおもしろいの?」となると思います そもそも為替はそんなに動かないのでレバレッジという制度ができたらしいです そこで「レバレッジコントロール」という考え方になっていきます。先ほど言ったようにめったに為替は動きません 過去の暴落を並べると
・BNPパリバショック 1週間で10円暴落
・リーマンショック 4か月かけて20円暴落
・ギリシャショック 1か月で5円暴落
・東日本大震災 1日で4円
・チャイナショック 1日で6円
・ブレグジット 1日で7円
などなどあります リーマンショックは4か月なのでおいておいて大体10円くらい急に暴落すると思っておけば破綻することはまずないと思います
そこでいつでも10円動いてもいいようにしながらレバレッジをかけて取引をすれば破綻(強制ロスカット)にならずに済むと思います
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6.実体験
これは自分の話なのですが手元に800万ありそれを使ってFXを3年くらい前に始めました 国外のFX会社を使っているのでレバレッジは今も200倍です
なので資金は16億あることになりますがその中で毎日1万円の利益を目標に5万づつ取引するような感じでやっています 運がいいと一日で5万とか出る日もありますが運が悪いと2000円いかない日もあります
詳しく説明していくと
まずは細かい考え方なのですが〇〇通貨という概念があり FX口座開設時に何通貨にするかその時決める感じになります ちなみに自分は10万通貨で口座を作りました そしてさっき出てきた「レバレッジ」という概念もあります 僕が口座を作ったFX会社は最大レバレッジが888倍です 口座残高(預けている証拠金)が2万ドル(日本円で約200万円)を超えたところで 証拠金過剰という理由で強制的にレバレッジが200倍まで下がります ちなみに口座残高が10万ドル(日本円で約1000万)を超えると100倍まで下がります そして最後にロット数 という概念もあります これはカジノで言うところの かけるチップの枚数みたいなものを想像してもらえればわかりやすいと思います なので 僕の場合で計算すると
口座残高(約800万)✕レバレッジ200=16億の余力がある中で
10万通貨で作った口座で基本0.5ロットなので10万✕0.5=5万
なので一回で基本5万づつ上がると下がるにかけてる感じですね
ちなみにある日の6月9日の12時頃に1ドル109.472の段階で5万を売り(これから下がる)に賭けましたそのあと一回上がったりしたのですが しばらくして値が下がってきて6月9日16時20分頃に1ドル109.346まで下がった時点で利益確定をしました 5万賭けると0.001動くと50円変わるので今回は6300円プラスで終わった形になります まあこの後さらに下がって多分持っておけば1万超えられたと思うんですが 利益確定しちゃったものはしょうがないのでこれでよしとしました。簡単に説明しましたが要はこれの繰り返しです この時逆に動く(要は上がってしまった場合)損切りするかしばらく持っているかの選択を迫られます この時残高に余裕があれば体力があると言うことになり そのまま持っておくと言う選択肢もできます 多少損が膨らんでも体力があれば耐えられます いつかは値が下がってきて109.472より値が下になればプラスに転じますからその時決済すれば利益確定できるわけです そう言う視点でいくとある意味耐えるゲームであるともいえますね 耐えてプラスになったら勝ち です ただこの時大事なのは証拠金維持率です
各fx会社で違うのですが(強制ロスカット)になる維持率の%に達してしまうとその瞬間に保有してた全てのポジションが強制的に決済されてしまいます
もしその瞬間にマイナスのポジションがいっぱいあって合計金額がマイナス300万だとしたら自分の口座から300万は強制的に消えてしまいます
ちなみに僕が使ってる会社は維持率20%切ったら強制ロスカットというルールになってます
だから維持率は常に気にしておいてここまで下がったらこうしようみたいなルールはあらかじめ決めておいてそのルールは死守したほうがいいと思います
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7.FXの面白さって何?
簡潔に僕の個人的な感想を言います 型にはまればめちゃくちゃ儲かります
今年初頭に102円だとお話ししましたが その時値が上がってきてくれないと困るポジションが10個ほどありました 例えば104円だったころに「この後上がる!」と言ってドルを5万円分買ったら値が下がって損してたポジションみたいなことです この場合105円になるまで持ち続けていれば損は発生しない仕組みなんです ここで「損切り」という例えば今1万円マイナスだけどこのままほっといたら5万円マイナスになる そんなことになるなら今なら1万円の損で済むほうがいい! というのが損切りです で、マイナス一万円で決済した瞬間に自分の口座から1万円が消えるということですね
で、その10個ほどあったポジション全部のマイナス足したら多分300万くらいだったと思うんですが そのあと3ヶ月かけて111円まで上がっていった時に全部プラスに転じて合計で200万くらいの利益が出ました
FXの面白さってここだと思います ただそれまですごい苦しかったです
ちょっと詳しく話しますと2020年の終わりに102円だった頃は下がる予想だったポジションは大体決済済みで
その頃はほとんど上がる予想を外して持ったままだったポジションばかりを保有してました さっきも言いましたが各ポジションの合計の含み損は多分300万くらいあったと思います そして証拠金維持率は1000%前後だったと思います
これ以上値段が下がられたら、、例えば100円切ってきたりとかすれば あのまま何の対処もしなければ多分ロスカットされてたと思います しかもあの時は102円-104円のあいだくらいの時期が長かったです 4ヶ月くらいはそのままだった気がします 104円くらいなら「まあまだ2円あるし」と言って寝たりしてましたが 102円の頃は生きた心地がしなかったです もう、、ちょっとでも大きく動こうものならすぐに100円切ってしまいますので うっかり睡眠もできませんでした 下手すれば寝てる間に動かれて起きたらロスカットし終わってるかもという恐怖がすごかったです まぁ幸いそんなことにはならずにそこからぐんぐん上がってくれました
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8.今回の最後に
FX楽しいんですけどリスクがあってちゃんとそれを理解して危険なことはしないようにして あと自分を律することができる人は楽しいと思います
あとギャンブラーとか 笑
個人的には未精算のポジションを解消したら小額の取引のみに縮小して
投資信託に回そうと思っています
でも小額だけでもFXは続けていくつもりなのでもっと掘り下げて色々今後お話しします
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