お金の歴史

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お金って何でしょうか

最初は物々交換だった
お肉を持っていて魚が欲しいA
魚を持っていてお肉が欲しいB
この二人が交換するわけです
でもそんな簡単に肉や魚を持ってる人見つかるか!
というわけで市場ができます

市場にAとBがやってきて交換するようになりました
Aが市場に来ましたAが探さなきゃいけない人は
魚を持っていてなおかつ肉が欲しい人 です
肉は欲しいけど魚持ってない人
魚は持ってるけど肉いらない人
しかいなかったら結局取引できません
なのでみんなが欲しがるもの「布や稲」と、自分が持ってるものを交換するようになりました

稲や布は傷むし汚れます すると交換価値が下がります
なので貝殻などの長持ちするものと交換するようになりました
さらには金銀銅貨などのより頑丈なものになりました

金銀銅貨はかさばります大量に持ち歩くわけにはいきません
なので両替屋が誕生して預かり証を発行して預かり証で取引するようになりました

預かり証を両替屋に持っていくと貨幣にしてくれるわけですね
これがのちの銀行です

そして明治時代に「円」が誕生します
さらに1882年に日本中央銀行として「日本銀行」が設立されます いわゆる日銀です

中央銀行というのはアメリカ以外は一国に一行しかありません 役割としては
1 貨幣発行
いわゆる一万円札とかの日本銀行券の発行と供給と価値維持です
価値というのはあくまで紙幣としての価値で汚損した場合などのことです
2 銀行の銀行
民間の銀行が(みずほとかです)預金口座を持っていて民間が中央に預金したり 資金を借りたりします
3 政府の銀行
国税などで徴収した政府の資金の管理をします
物価の安定の管理からの経済の安定した成長を図ります
なので民間銀行への貸出金利や通貨供給量を操作する金融政策を行います
よくニュースで見ますね

中央銀行の金融政策の手段は3つあります
1 政策金利操作
民間銀行に貸し付けるときの金利の操作のことです
2 公開市場操作
金融市場で国債、手形などを売買して市場に出回るお金の量を操作します
3 預金準備率操作
民間銀行が一般へ対して貸し出し過剰になったとこのために 前もって民間から中央に法廷割合に基づいて担保として預金をしておく義務があります。この割合を上下させることで民間銀の貸出資金量を操作します。

そして現在世界中のお金の価値は管理通貨制度によって決まっています
昔は金本位制(金の価値分お金を発行できる)だったのですが経済の成長が金本位で発行できるお金の量を超えてきてしまったので
各国の信用の量によって管理する方法になりました
法律で定められた通貨制度に基づいて、その国の中央銀行が貨幣の量を管理する制度です。
世界各地の為替市場で、世界中の通貨が取引されており、それぞれの国の通貨の値打ちは、そこで決まります。
国の経済への信頼が下がると、貨幣の価値も下がってしまうのです。

日本経済は1990年初頭に起きたバブル崩壊で1995あたりからデフレ(物価下落)が続いているとされています
日銀が今もゼロ金利、マイナス金利政策や量的緩和政策を続けているのはデフレからの脱却という目標のためです

量的緩和政策とは2の公開市場操作で民間から国債を大量に買い付ける→民間銀行に大量の現金が入る→さらに金利をゼロに下げ(厳密には0.15%)民間銀行が借りやすくする→さらにマイナス金利政策をして中央銀行に超過準備預金を中央銀行から引き出してもらう(※マイナス金利については別途解説します)→民間銀行は企業や個人にお金を貸しやすくなる→借りた個人や企業に消費や投資に回してもらう→あれ?「値段を多少高くしても売れるじゃん」となり物価が上がる→デフレから脱却できる という構図です

2021年5月現在は企業の業績は上向きましたが2%物価増加の目標はまだ達成されてません ここをどうやって達成するかが日銀の黒田総裁の課題だと思われます。

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