マイナス金利政策 今まで何回か話題に上がりましたが後でしますとか言っていました なので今回その説明をします
先に結論から言うと中央銀行が民間銀行に課すマイナス金利だそうです
まあこれだけじゃなんのこっちゃなので詳しく説明します
その前にいったんゼロ金利政策をお話しします
ゼロ金利政策は中央銀行(日銀)から民間銀行への資金貸与の金利をゼロ(厳密には0.15%)にする政策で1999年から行っていました
そして今回の2016年1月から始まったマイナス金利政策は金利をマイナスにするということになります
え?ってことは日銀から民間銀に貸すときにマイナス?日銀が利息払うの?
最初僕はそう思ったんですが調べたら違いました
各民間銀行とも一定の金額を日銀に預けるよう義務付けられているそうです
これは金融不安やその他要因で各民間銀行が資金繰りに窮したときのために日銀に必ずお金を預ける制度で 準備預金制度と言うそうです
その準備預金制度は各民間銀行ごとに最低限預ける金額が決まっていて その金額のことを法定準備預金額 といい、それを超えた預け入れ分を超過準備と言うそうです
この超過準備預金にマイナス金利がかかるそうで
そうなると民間銀行は「超過準備しててもマイナスじゃん。じゃあ引き出して企業にでも貸そうっと」となるわけです
これで企業や個人にお金が流れやすくなるという理屈だそうです
ただ もうすでに1999年からゼロ金利政策を続けているのに
ここからさらにマイナス金利政策をしてもそんなに効果的ではないうえに
企業に貸したりするのはもうすでに飽和状態なのに
銀行にマイナス利息を与えても貸せないものは貸せない ただ銀行が弱体化するだけの政策だ という声もあるそうです
まあ実際に2021年5月現在5年たってるのにいまいち景況感がプラスになってないことを考えると「うまく政策が機能してないのか」「そもそも失策だったのか」とかちょっと考えてしまいます。
ただデメリットばかりでもないです
今は閉店ラッシュと住宅ローン金利が史上最低(変動金利 固定5年 10年)ということもあり 不動産購入はチャンスと言えます
そんな金あるか!とも思うんですがローン組んでる人は借り換えや見直しをすれば高確率でお得になると思います
株式や金銭投資の世界でも底値はピンチでもあり逆に買い増しチャンスでもあります
今が底値とは限らないことも確かなのですが過去最低のローン金利なのは事実です
こんなことを言っておいて何なのですがあくまで意見の一つです
投資は自己責任なのでよく考えて投資してください
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